ドミニック・ホーローのゆたかな人生が始まるシンプルリストを読んで(1)

最近の断捨離・ミニマルライフ・片づけブームの影響か、ドミニック・ホーローの本が平積みになっているのを何度か見た。

 

この本は前々から、持っていて、お気に入りの一つだった。ドミニック・ホーローはいわゆるミニマリストな生活をしている人だ。

 

ただ、最近のミニマリストの本は『どこまで減らせるか』というゲームに執着しているようで、あんまりものに対する愛着が感じられないけど、ドミニック・ホーローの本はものに対する愛着とそこから生まれる豊かな生活に対する充実感が感じられる。

 

おそらく付け焼刃のミニマリストたちは強迫的に『こんなにものを減らせました』アピールに夢中になって、結局ものに対する執着を捨てきれていないような気がする空だと思う。

 

一方、ドミニック・ホーローは、ものから生まれる経験を大事にしていたところ、結果的にお気に入りのものが残って、ものが結果的に減っている気がする。そういうところがすごくいいなあと個人的に思っている。

 

以下、いいなあと思ったリスト

好きなものと嫌いなものリスト

たくさんの決断の積み重ねで私たちの人生は決まっている。その決断をするために嫌いなものと好きなものをはっきりさせておくことは、無駄なことに対して大切な時間を使うことを防ぐためにもとても有益なこと。

 

親友一人一人の尊敬しているところリスト

誰かと付き合いたいと思ったり、逆に付き合いたくないと思ったりするとき、その相手に自分の人間性が投影されていることが多い。

 

一つだけリスト

これさえあればいいものリストを作ると、不要なものにあふれた生活の中から、本当に大切なものを認識できる。

例えば、

厳選したオイル 1種類

オールマイティな石鹸 1種類 

細々としてモノを詰めるポーチ 1つ

香水 1種類

アクセサリーの地金 1色

部屋ごとのテーマ色 1色

携帯用手帳 1冊

などなど

このリストを見ているだけでシンプルで豊かな生活が浮かんでくるようだなあと思う。

私はまだまだ全然できてないけど、一番大切なものを思い浮かべるだけでも、なんとなく意識が変わるような気がする。

 

今回も40ページ分くらいしかまとめられなかったので、続きはまたまとめたいと思う・・・。

お気に入りの本だし。

 

 

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)

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