0歳児が釘付けになる魔法の絵本 ころころにゃーん

生まれたばかりの赤ちゃんに読み聞かせをするのはまだ早いと思っていました。 ですが、長新太さんのころころにゃーんという絵本を読み聞かせしたところ、びっくりするほど、興味津々になっていたので、ご紹介したいと思います。 ころころにゃーんは、絵本作家の長新太さんの遺作です。 長新太さんの作品は子供に大人気でとても有名な方です。 ころころにゃーんは題名から分かるようにネコが主役の絵本です。 絵本をひらくと、全編赤っぽいピンク色で描かれたネコの絵が目に飛び込んできます。 この大胆な色使いとシンプルな絵柄が赤ちゃんの好みで、大人にはもうわからない独特の魅力なのかもしれないです。 もう少し大きい子向けの絵本を見せたときは全然興味がなかったのに、この絵本を見せたときはじーっと見つめていました。 ころころにゃーんのストーリーはとてもかわいくて、お母さんネコの上にこらころと赤ちゃん猫が乗っかってきて、にゃーんと伸びをします。 赤ちゃんは少しずつ増えて4匹まで増えます。 それを見ていたお父さんネコまでおかあさんネコの上にころころにゃーんと遊びに来ておかあさんネコがびっくりしてしまう、というストーリーです。 セリフはころころにゃーんだけなので、生まれたばかりの赤ちゃんにも簡単に読み聞かせることができます。  

 

もう少し大きい子向けにはごろごろにゃーんという同じく長新太さんの作品があります。 こちらは、ネコ用飛行機にのったたくさんのねこたちが、世界を旅するお話です。 こちらも、絵がとても魅力的です。 ころころにゃーんよりも、複雑で、細かいところにいろんな発見があり、少し大きくなってから読んであげたほうがよさそうです。 ぜひ一度お子さんに読み聞かせてあげてください。