幼少期の会話には『なぜ』が大事

ドラゴン桜では、高校生からできる勉強方法について書かれていることが有名ですが、いくつか幼少期からできる対策についても書かれていたので、それらについてご紹介したいと思います。

思考力を高めるために幼児期からできること

ドラゴン桜の東大の帰国子女枠の小論文問題を解説した話では、型にはめれば文章は作れるといいつつ、続きがあります。 思考力は幼児期に知的な環境にいたかどうかが大切になると、生徒たちがいなくなってから、そんな話になります。 筆者としては絶賛子育て中なので、ここは見逃せないポイントでした。 芥山先生は一般的な母親は命令口調になりがちだが、「なぜ」をつかって子供との会話と思考を促すことが大切だといいます。 命令口調だとそこで会話も思考も停止してしまうからです。 もしも一方的な会話だけ普段からしていると、自分の意見を主張してそこで終わりになってしまうのでそのような思考パターンになってしまいます。 なかなか忙しいときは、ゆっくり話す余裕がなくなってしまうかもしれませんが、1日1回心がけたいなと思います。

幼少期の読み聞かせが国語力の土台

ドラゴン桜の続編、ドラゴン桜2の読んで理解する力では、林修先生が登場します。 林修先生によれば、幼少期の読み聞かせがなにより国語力の土台を作る上で重要だそうです。 特に、3歳から5歳が、学習能力に大きく影響するそうです。 この時期に文章をごく自然に読む環境が与えられていたかが重要となります。 また、林修先生自身は読み聞かせだけでなく、少し変わった経験を小さな頃からしていたようです。 それは、紙芝居を読んでもらうだけでなく、家族に読んで聞かせるという経験です。 もちろん最初は読んでもらっていたのですが、喋れるようになってからはおじいちゃんやおばあちゃんに向けて、紙芝居を読んでいたそうです。 もちろんもともと人の前で話すのが好きなタイプだったのかもしれません。 ですが、紙芝居を買ってもらったことがきっかけになったはずです。 親としては、やはり幼少期からいろんな経験をさせてあげて、才能を開花させてあげたいなと思いました。