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ナポレオン・ヒルの悪魔を出し抜け!の感想

 

ナポレオン・ヒルの著作だけれど、ナポレオン・ヒルの奥さんが公表に反対したため、1938年に書かれたにも関わらず2016年まで出版されることがなかったといういわくつきの本。

 

なぜかというと、この本には『悪魔』が登場し、ナポレオン・ヒルと対話するところが描かれているからだ。

 

今読めば、表現のひとつなのかなという発想ももちろんできるけど、本の内容の大半が悪魔とナポレオン・ヒル本人との対話なので、しばらく読み続けていると流石に、この本を書いたときはすこしまともではなかったのかな??という印象を持ってしまうので、奥さんが心配したのも無理はないのかなと思う。

 

内容的には引き寄せの法則に近いものがあって、当時出されていればシークレットなどと同じくらいのベストセラーになったのかもしれないと思う。

 

けれど、宗教や教育を真っ向から批判しているのところなどが、当時であればかなり問題視されたのだろうなという印象を受ける。

 

現代でより幅広い立場の人間を受け入れる体制ができ始めている今のほうが需要がありそうな内容になっている。

 

例えば、”流される習慣”という章では、

宗教指導家たちが対抗勢力を讃えようとするときは、ふつう私の名前を出して子どもたちを怯えさせるが、これはすべて私が彼らにやらせていることなのだ。

と宗教について言及したり、

学校では、教師からさして重要でもない情報を頭に詰め込めと口やかましく言われるので、子供たちは正しく考えたり、教えられたことをきちんと分析する暇もない。

と学校や教育制度を批判したりしている。

 

考えないこと、つまり、流されることが大半の人にとっていいことだと言われている風潮やことがらから逆らうことが、何より大切だというのがこの本のメッセージだった。

 

 

悪魔を出し抜け!

悪魔を出し抜け!

 
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

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