頭と体の疲れ具合のバランスをとることが大切

 

 

予備校生時代に、講師の先生の1人にもらったアドバイスで、今も時々思い出すことがある。

 
「もし、ねても疲れが取れなかったり、眠れないときは、頭だけ疲れてるのが問題。一駅歩いたり、たまには運動して体も疲れさすことが大切。」
 
というものだ。細かい表現は間違ってるかもしれないけど。
 
当時、私は浪人していたので、毎日家と予備校の往復以外はほとんど運動していなかった。
 
そういう生活をずっと続けていると、眠っても眠っても疲れが取れず、二度寝したり、休日に余計に眠っても全然疲れが取れなくなってくる。
 
起きても気分がすぐれないし、ご飯を食べても美味しく感じることができないし、それ以外のことに対してもなんだか喜びの少ない人間になってくる。
 
結局、私はもともと文科系の人間だったし、当時はそんなことして時間の無駄だと思って行動に移さなかった。
 
なんとか大学には受かったので、結果的にはまぁよかったのだけど、大学に入ってもう一度先生のアドバイスを思い出すことになった。
 
余裕ができて、運動を始めたりすると、運動したあとは何よりご飯も美味しいし、よく眠れるし、そんな次の日は頭のパフォーマンスも上がる傾向があるみたいだった。
 
ただ、普段運動してない人間がスポーツを始めると、疲れすぎたり、スポーツそれ自体が目的になって、勉強の絶対量が減るというのはやっぱりあったと思う。
 
なので、もし自分が高校からやり直すとして、受験に受かるというのを最優先事項にするとしたら、そんなにきつくない運動部に入り、基礎体力と自分の身体能力とちょうどいい運動量の把握、運動の習慣化を達成した状態で、受験を迎えたいなと思う。
 
やっぱり、勉強にはモチベーションと集中力と、体力が何より大事だったと思い返すし、結果的に運動は時間の無駄にはならないと思う。
 
社会人になったいまも、やはり運動は続けていきたいなあと思う。